こんにちわ。モリヤスです。
半年ほど前からドラムをほぼ毎日練習をしています。多分、半年のうち練習をしなかった日は10日ほどではないかと思います。(わりと休んでる)
その練習の様子をツイッターで発信しているのですが、たまに「継続力すごいですね」、「どうしたらそんなに続けれますか?」というコメントをいただくことがあります。
そんなことがあったので、なんとなく「継続力」ということについて考えてみました。
結論、「継続力」というものは存在しないのではないかという考えにいたったので、それについて書いていこうと思います。
目次
続けられなかったことがたくさんあります
実際の僕は続けられなかった過去がたくさんあります。
下記でいくつかエピソードを紹介したいと思います。
教員免許取得のために大学行ったはずが…
僕は、大学生の時、教員免許を取ることをやめてしまいました。
将来、数学の教員になりたいと考えていたのですが、授業が全く面白くないし、余分に講義を受けなければいけなかったので、友達が遊んでいる中、なんで講義うけなかきゃいけないんだという気持ちがありました。
結局教員免許を取るための勉強も続かず、大学2年生の夏に勉強をやめてしまいました。
親には、将来は教員になるということを伝えていたので、ひどく怒られた記憶があります。
闇の信用金庫時代
ブログで何回か書いていますが、僕は信用金庫での仕事が辛すぎて続きませんでした。
朝を迎えるのがとにかく辛かったです。起きてしまうとその日1日が始まってしまうという気持ちから、朝は出来るだけギリギリまで寝ていました。
辛かった理由が下記の通りです。
- 仕事がつまらなさすぎた
- 常に気を張っていなければいけないという雰囲気
- お堅い感じの雰囲気
- 電話対応が緊張するし、苦手すぎる
- 毎週のようにある飲み会が嫌
- ほとんど信用金庫でしか使えないスキルしか身につかない(営業力とかは別)
- 全く知らない人と話すのが実は苦手だった
職員の皆さんはかなり良い方ばかりでしたし、残業がめちゃくちゃあったわけでもなかったのですが、なんか金融という雰囲気がとにかく嫌でした。
2ヶ月半の間、ほとんど業務らしい業務をしていなかったので、完全に会社のお荷物・厄介者になってしまいましたね。そして、一生消えない、職歴の傷を背負ってしまいました。
3日で挫折したギター
当時買ったギターは現在、お家で置物状態になっています。
なんか弾き語れたらかっこいいんじゃね?というノリで始めてみたものの、3日で挫折しました。よく「Fコードで挫折」って話聞くと思うんですけど、僕の場合Fにすら達することができませんでした。(笑)
指が全く動かず、イライラしてやめてしまいました。そんなにすぐ指が動くわけねーだろって当時の自分に言ってやりたいです。
それぞれの続かなかった原因
- 教員免許
楽しいと思えなかった
続けなければいけない環境ではなかった→一般企業に就職すればいいやと考えていた
- 信用金庫
楽しいと思えなかった
続けることで明確な目標がなかった→生活していくための仕事とは考えられなかった
続けなければいけない環境ではなかった→甘えた考えですが、実家に帰るという選択肢があった
- ギター
明確な目標がなかった→なんとなく弾き語れれたらいいなという軽い考え
続けなければいけない環境でなかった→バンドではドラムをしていたので別に続ける必要なし
上記な感じですね。
こうやって見ると僕は決して「継続力」がある人ではないんです。
続けることができなかった理由
簡単にまとめると、続けることができない原因は下記の3点かと思います。
- 楽しいと思えないことをやっている(興味が全くないこと)
- 続けることでの明確な目標がない(本気度が足りない)
- 続けなければいけない環境でない
僕がドラムを続けられる理由
「継続力」があるからではないです。
ドラムが大好きで、将来こうなりたいという明確な目標を持っていて、本気で達成したいから続けられています。
なんか、説明不要って感じなこと言ってますが下記で簡単に説明します。
ドラムが大好き
大好きなことって毎日できますよね。ただそれだけです。
明確な目標を持っている
目標があり、本気で達成したいと思っています。
短期的な目標だと、コピーしたい曲があるだとか、YouTube(ドラム演奏)の登録者を増やしたいというものがあります。
また、ドラムでの夢がありまして、それが「海外の路上でバケツを並べてドラムパフォーマンスをして、お客さんを楽しませたい」ということです。
なぜ、そんなことを思っているのかというのはここでは書きませんが、本気でやりたいと思っています。
ただ、今の実力では楽しませることはとうてい無理だとわかっています。なので、ほぼ毎日練習しています。(正直、まだまだ足りないくらいですよね。)
続けることができた理由
ドラム以外に、長い期間続けた、続けられていることとしてバスケとITエンジニアがあります。しんどいときとかありますけど、両方とも毎日のように続けていました。(続けています。)
続けることができた理由をまとめると下記のようになります。
- 楽しいと思えるから(興味があることだから)
- 続けることで達成したい明確な目標があるから(本気だから)
- 続けなければいけない環境であるから(やめられないから)
続けることができない理由の真反対のことを言っているだけですね。すみません。
繰り返しになりますが、僕が継続できるている理由は「継続力」というものを持っているからではないです。続けていることが上記の理由に当てはまることだからです。
多分、「『継続力』俺あんまりないな〜」と思っている人でも上記のうち1つでも当てはまることだったら続けることができると思います!
例えば、資格勉強を例にみていきます。
資格勉強が続く人の思考(例)
- 学ぶのって楽しいな〜
- 資格を取得して、仕事に生かした、昇進したい、給料あげたい
- 会社から絶対に取得しろよって言われてる〜
資格勉強が続かない人の思考(例)
- この資格勉強つまらね〜
- 資格を取得したところで何も変わらんしな〜
- 取っても取らなくでもいいんだ!じゃあめんどくさいし、資格勉強なんてしない〜
上記な感じかと思います。
「僕継続力ある人なんで、勉強してます!継続力ない人なんで、勉強してません!」なんていうことはないですよね。
そう考えると「継続力」なんてものはないんじゃないかと思い始めた今日この頃ですね。
補足:継続できること→あなたのやりたいこと
ここまでみてきた通り、継続できることはあなたのやりたいこと(やらなければいけないことという場合もありますが…)であるというのがわかるかと思います。なので、何かを始めてみて続かなかった時は「継続力のない自分ってまじでカス」とか思うのではなくて、始めてみたことが自分のやりたいことではなかったという風に考えればいいと思います。
なんか「続けることがえらい」みたいな雰囲気ってあるかと思います。(僕も3年前くらいまで思っていました。)ただ、そんなことはなくて、継続できないならやめても構わないと思います。嫌なことを続けていても、一生幸せになれないです。
それよりかは、「新しいことにどんどん挑戦する」というのが大事な気がします!
新しいことに挑戦することで、継続できることにもそのうち出会えるのではないでしょうか?
というわけで、今回は以上です。継続できないな〜と悩むのではなくどんどん新しいことに挑戦することをお勧めします。